猫を迎える前の心構え|はじめて猫を飼う方へ【QOL南大阪保護猫シェルター】

猫を迎える前の心構え|はじめて猫を飼う方へ【QOL南大阪保護猫シェルター】

猫を迎える前の心構え|はじめて猫を飼う方へ

猫はとても魅力的で、日々の暮らしに癒やしや喜びを与えてくれる存在です。

しかしその一方で、猫との暮らしには十分な理解・継続的なお世話・長期的な責任が必要です。このページでは、猫を迎える前に知っておいていただきたい基本的な心構えをまとめています。


猫の飼養は手間がかかります

動物の世話は、ゴハンをあげてトイレの掃除だけしておけば何とかなる、と思っている方は、猫を飼う前に今一度よく考えてください。

猫が幸せに暮らすためには、環境を整え、安心できる空間を作り、オモチャで遊んであげたり、撫でたりといったスキンシップを重ね、日々の健康管理もしていく必要があります。

こうしたことが不十分だと、猫がストレス行動を起こしたり、病気への気付きが遅れたりして、結果として寿命を縮めてしまうこともあります。


猫は家や環境に強く依存する動物です

犬は人に依存しやすい一方で、猫は家や環境に強く依存する動物です。

そのため、宿泊を伴う外出をする場合、犬はペットホテルに預けられることがありますが、猫はそう簡単にはいきません。

猫は環境の変化に対して非常に強いストレスを感じることがあり、ペットホテルに預けた結果、数日間ほとんど飲まず食わずになってしまうこともあります。

どうしても外泊をする場合は、親族や友人、知人にゴハンやトイレ掃除を頼むか、ペットシッターさんに来てもらう必要があります。

中には、自動給餌器や長期間交換不要とうたわれるトイレ用品だけを頼りにして、猫を家に残したまま長い外泊を繰り返す方もおられます。しかし、それを当然のことと考えている場合は、猫を飼うこと自体を今一度熟考していただきたいと思います。

一つの目安として、2泊程度までなら何とかなる場合もありますが、3泊以上になる場合は、必ず誰かが猫のお世話に来られる体制を整えてください。


今は完全室内飼いが絶対です

20年以上前までは、猫の飼い方といえば、家の中と外を自由に出入りさせる飼い方が一般的でした。

猫は自由を好む動物です。好きな時に外を歩き回り、ゴハンを食べに家へ帰ってくる。もしかすると、それは猫にとって本能的には自然な姿なのかもしれません。

しかし、現在は完全室内飼いを前提に考えるべき時代です。

猫を外に自由に出していた結果、隣家の庭での糞尿、ゴミあさり、猫同士のケンカによる騒音、他人の敷地内での出産など、さまざまな近隣トラブルが起きてきました。

また、外に出ることで、交通事故、感染症、ケガ、迷子、虐待被害などの危険にもさらされます。

猫が好きな方は、猫が苦手な方の気持ちにも配慮しなければなりません。そして何より、猫自身の安全と健康を守るためにも、完全室内飼いは絶対に必要なことだとお考えください。

もちろん、野良で保護された猫たちについては、再び過酷な野外環境へ戻してしまわないためにも、なおさら完全室内飼いが重要になります。


猫は20年以上生きる動物です

これは大げさではありません。

外と家を行き来する飼い方が多かった時代には、猫の寿命は10年前後ということも珍しくなかったかもしれません。しかし、適切な環境と適切な食事、そして十分な医療を受けられる環境があれば、猫は20年以上生きることがあります。

これは想像以上に長い時間です。

人の人生には、就職、転職、異動、引っ越し、結婚、離婚、妊娠、出産、病気、入院、事故など、さまざまな転機があります。

それでも、一度飼い始めた以上は、何があっても言い訳をせず、最後まで責任を持って飼育する覚悟が必要です。


猫アレルギーについて

これは無視できない問題です。猫アレルギーは程度の差こそありますが、ひどい方になると、同じ空間にいることすら難しいほど症状が出ることがあります。

これまで猫を飼った経験がない方は、知り合いの猫を触らせてもらったり、猫カフェに行ってみたりして、自分にアレルギー反応が出るかどうかを確かめてみてください。

また、猫アレルギーの出方は、猫の毛量や接触時間によって強くなる場合があります。子猫の時は平気だったのに、大人猫になって毛量が増えてから症状が強く出るようになった、ということもあります。

よくわからない場合は、長毛の猫を飼うことは慎重に考えたほうがよいでしょう。

自分に猫アレルギーがあるかどうかは、皮膚科やアレルギー科で検査を受けることで確認できます。

詳しくは、猫アレルギーについてのページもあわせてご覧ください。


猫との暮らしは、かわいいだけではありません。

だからこそ、最後まで責任を持てるかどうかを、迎える前にしっかり考えていただきたいと思います。

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