最近、電話一本、メール一本だけで、猫の命を救った気になっている方が多く、困惑する事例が多くございます。

命を救うにも責任が問われます
命に対して最後まで責任を持てないなら、最初から手を出さないでください。

猫の世話等を無視して、現在の最低限の医療と食事とトイレ代を最期まで看取って猫一匹の一生には、最低の最低で50万円、基本100万円はかかります。
「QOL南大阪保護猫シェルター」では、ただ「野良猫だから」「かわいそうだから」だけの理由で、無条件で「保護」「引き取り」は行っておりません。
当シェルターは公的機関ではなく、現在運営のすべては、個人の貯金の切り崩しでなされております上、当然上記のようなことを行い続けますと全くキリが無いことになってしまうからでございますことを御留意くださいませ。

●捕獲保護の出張について

現在、余程の理由がない限り、こちらから現場に出向いての捕獲器を使用しての保護は行っておりません。
出来る限り、保護依頼の方ご自身でシェルターにお連れいただきます。

●子猫のシェルターでの引き取り

里親さんが見つかる可能性の高い約2ヶ月までの子猫は、出来る限り引き取らせていただいております。

●引き取りが出来ない子とは?

「他の猫に感染する可能性のキャリアを持っている子」「明らかに他の猫や人との生活が難しそうな子」
ご注意:現在捕獲器を使ってしか保護出来ない子の保護を停止させていただいております。

●子猫の引き取りに際して

引き取りの際、こちらからはあえて何も請求することはありませんが、初期医療費だけでも結構お金がかかります。
子猫の場合、最低1匹1万円は気持ちだけでも置いていっていただけますと幸いです。

●大人猫の引き取りに際して

ある程度以上の大きさの子は保証金の形で最初にいただき、里親さんが見つかった時に経費を差し引いて返金させていただく形式を取らさせていただきたく存じます。

保証金1匹20万円(不妊手術済、ウイルス検査済、ワクチン済の場合)~60万円(なんらかの問題等がある場合)
しかし、ケガ、疾患、不妊手術前の子はその範囲にありません。

たとえば約1ヶ月で里親さんが見つかった場合は、

【保証金20万円】-【引受金1万円】-【飼育料1日300円×30日=9000円】-【銀行振込手数料440円】=【返金額180560円】

里親さんが長期にわたり見つからなくても、保証金以上の請求はありません。
ただし、保証期間中に予期せぬ病気等で医療費がかかりました場合は、保証金から差し引かれます。
不妊手術がされていない大人猫に関しましては別途手術代等で20000円をちょうだいいたします。

何故こんなに高い?

当シェルターでは里親さんを探すことを第一目的としておりますが、すべての子に里親さんが見つかるわけではありません。
見つからない子は、責任を持って、その子の一生の面倒を見させていただきます。
多分シェルターではその子の一生を最低200万円以上かける飼い方で御世話しますが、保証金以上の請求はありません。