このたびは、「QOL南大阪保護猫シェルター」に御参加いただきまして誠にありがとうございます。

ずいぶん保健所の殺処分は減ったといいましても、去年度も2万頭もの犬猫が殺処分され、無理なブリーディング、社会化重要期の単独ショーケース販売が横行しています。

この団体は近い将来、ペットショップではなくシェルターから猫を譲り受けることがスタンダードになる社会を理想とします。

一緒に、猫たちのために、私たちに何が出来るのかを模索して実行していきませんか?

ただ明らかにボランティア後進国である日本。
時代を反映して、猫のレスキューと称したクラウドファンディング、SNSの収益目的も散見されるようになってきました。

見返りを求めたものはボランティアとはいえません。

私個人は、こんなに猫から幸せをもらっておきながら、まだもらおうとするのは強欲すぎると思っています。
こんなにいっぱい猫からもらったのなら、少しでもお返しをしたいものですね。

ただ猫への愛情、知識、経験、思いは人によって形が違います。それには、どこにも正解はないはずなのに、各ボランティア団体では人間側のこの食い違いの主張で不和が生じることが非常に多いです。
この会は人間側の猫への愛情、知識、経験、思いの競い合い、マウンティングや正しさの押し付け合い、承認欲求を満たす場ではないことを周知してください。

また、仕事でも全く同じことが言えますが、裁量権の無い仕事、自分の存在が無視された仕事、上層部は雲の上の存在で、本来知れるはずの情報を知ることが出来ない仕事って面白くないですよね。
これは遊びの集まりなどでも同じことが言え、この会ではできる限り、それらの部分を無くしていきたいと思っています。

そしてこの会では特に、猫のアニマル・ウェルフェア(AW)とクオリティ・オブ・ライフ(QOL)を大事にして模索していきたいと思っております。
まだまだ猫の室内飼いの歴史が浅い中、私たちはまだまだ猫のことを何も知りません。

一緒に、猫たちのために、私たちに何が出来るのかを模索して実行していきませんか?